OwnedMediaの重要性を説くくせに広告会社のWebサイトは大概ヘボい(爆



日本の広告会社の話しです。
天に唾しておりますが。


どうしてなんでしょう、色々言い訳してもお金掛けてないのは明白。
どうも日本の広告会社は自己投資が苦手な気がする。
考えて見ればファシリティーなんかもそうだな。


クライアントは担当代理店のWebサイトを見たりするんだろうか。
それを見て何か思ったりするんだろうか。

既存広告会社は市場のシュリンクばっかり言わないで、もっと他所の畑を荒らしに行けばいいのに。



企業の広告マーケティングコストは一定だから、私たちは限られたパイを奪い合うことになる。
で、そこをデジタルマーケティング会社やネット専業代理店に食い荒らされるので、皆戦々恐々となる。
(食い荒らすというのは酷い言い方だけど、そういう実感を持ってる人が殆どだと思う)


でも、そのパイだけを取るの守るの言ってないで、もっと他所の畑を荒らしに行きましょう。
広告領域じゃなくても、マーケティング領域じゃなくても、いいんじゃないですかね。


広告会社は固定資産型設備投資が殆ど無いし、複数のプレイヤーをオーガナイズすることが得意なので、オーガナイザー次第で水平分離型で別のことを始めることは(比較的)容易なはずだ。


プランニングフィー制や統合的マーケティングサービス提供は、コミッションビジネスへのアンチテーゼとして価値があるが、新しい領域への進出ではない。
それでもみんな、「広告コミュニケーションビジネス」的な箱庭の中からは出られない。
コミッションビジネスの美味しさを忘れられないというのもあるけど、やっぱりカッコ良くて面白くてバカげている広告の世界から離れたくないからなのかね。
俺もそうだからね。
でも変えようと思う。
生き残ることが一番大事。

短期で成果を出すために欲しいのは人手と売り手のやる気。あ、私的なメモです。



ゴール前で変にボールを廻すのでなく、手数をかけないでシンプルに縦に入れてシュートまで持っていくこと。
もちろんそうじゃない場合もあるけれど、その場合は特別なやりかたなんだと意識しておく。

ザッケローニは不振のメンバーに信頼していると言い続けたのが凄い。



おめでとう!おめでとう!
昨晩のアジアカップ優勝、数字はどの位いったろうか。
周りの奴は全員見てたので、ある切り方ではターゲットリーチ100%(笑)

で、世の中のゴールデンタイムは更に深夜にずれてないかとか、
ナショナリズム充足イベントへの反応が益々高まってる気がするとか、
周りが松木容認派なのが信じられないウザいじゃんアイツとか、色々あるけど置いといて、
ザッケローニは川島を信じて使い続けたとこが凄いと思う。

ずっと不安定だった川島に、ザッケローニは信頼していると口に出して言い続けて
彼が後半に神がかりなパフォーマンスを連発したから優勝できた。
最後残念だったけど香川もそう。

個人を育てて将来につなげるのと、既に力のある選手で結果を出すのと、
マネージメントは常に両方の結果を求められる訳だが、
今すぐ結果を出さなけばいけない時に、うろたえて局所対応するのでなく、最善のパフォーマンスに向けて我慢する。
最善のメンバーが余計な不安にかられぬよう、自分は信頼されているのだと感じさせ続ける。
考えてみれば理にもかなってる。

顔を見てるとそんな感じに見えないのにね。

iPhoneの社会認知が進んだことでタッチパネルUIの普及が一気に進んでいる気がするなぁ。



私たちはともかく、社会全般がiPhoneを受け入れるようになったのは昨年あたりからだと思うけど、それに伴ってタッチパネルインターフェイスの普及が色々ところで進んでいる気がする。
ATMとかの従前のやつでなくて、もっとピンチとかフリックとかマルチタッチスクリーンなやつ。
そういう操作が未来のものでなく普通のものになった功は、結構Appleにあるんじゃないだろうか。


UIとしては理にかなっているので、「おっかなびっくり」ステージを超えると一気に普及するだろう。
たしかAppleは、心地いい操作性関連の特許を大量に所有してるはず。




今はまだAV機器とかカーナビとかが主だけど、タッチパネルテーブルのあるレストランバーとかも出てきてる。
http://www.inamo-restaurant.com/
http://www.tokyo-graffiti.com/

最近Facebookで 「え?」と思うような高齢の方や、非ネット領域の知人から友達申請がくる。これって今までのSNSにはなかった。



そして殆どの人が、その後なにやっていいか途方に暮れているようです(笑)
まぁ私も似たようなものですが。


今までのソーシャルメディアと違って、ネットぽくないというかビジネスっぽいというか、そんな感じが参加障壁を下げてるようだ。
mixiにもTwitterにもできていない「上の層もキチンととってトータルプラットフォームになる」という可能性を少しだけ感じる。
なのだがやっぱり、このUIはなんとかならんものか。

七里ヶ浜のmayorを奪われたそうですが全く悔しくない。4スクつまんなくね?

各界絶賛でスタートしたfoursquareですが、気がついたら使わなくなってました。
スタートアップから約1年ですか。

なんか全然悔しくない。




位置連動サービスの要諦は

  1. その場所に関連した情報が見てて楽しい(メディアとして面白い)
  2. その場所からのアクションを起こさせる契機がある(クーポンとか近くに友人がいるとか)

のどちらかだと思う。
それにリアルタイム性の強弱がどう絡むか。


それ考えると、foursquareって何をどうしていいのか分からん。コレクター癖ないし。
NYやCES視察に行った友人の話では、あっちでは飲食店連携のクーポンサービスが結構進んでいるそうですが。


自分の位置情報って世の中にばら撒くものではなくて、USでは空き巣事件勃発したりしていて、ネットワークを広げるのには限界がある。
そんな点もTwitter的なものより不利だったりもする。
私自身、foursquarefacebookスポットも開示先は絞ってるしね。


位置情報連動サービスはうちでも今年の大きな課題だし、
珍しくNYスタートのベンチャーなので興味深いのだけれど。