既存広告会社は市場のシュリンクばっかり言わないで、もっと他所の畑を荒らしに行けばいいのに。



企業の広告マーケティングコストは一定だから、私たちは限られたパイを奪い合うことになる。
で、そこをデジタルマーケティング会社やネット専業代理店に食い荒らされるので、皆戦々恐々となる。
(食い荒らすというのは酷い言い方だけど、そういう実感を持ってる人が殆どだと思う)


でも、そのパイだけを取るの守るの言ってないで、もっと他所の畑を荒らしに行きましょう。
広告領域じゃなくても、マーケティング領域じゃなくても、いいんじゃないですかね。


広告会社は固定資産型設備投資が殆ど無いし、複数のプレイヤーをオーガナイズすることが得意なので、オーガナイザー次第で水平分離型で別のことを始めることは(比較的)容易なはずだ。


プランニングフィー制や統合的マーケティングサービス提供は、コミッションビジネスへのアンチテーゼとして価値があるが、新しい領域への進出ではない。
それでもみんな、「広告コミュニケーションビジネス」的な箱庭の中からは出られない。
コミッションビジネスの美味しさを忘れられないというのもあるけど、やっぱりカッコ良くて面白くてバカげている広告の世界から離れたくないからなのかね。
俺もそうだからね。
でも変えようと思う。
生き残ることが一番大事。