1年の終りに



2009年が終わろうとしています。21世紀最初の10年の終りでもあります。


私的に今年を振り返ると、今年はやっぱりTwitterの年でした。
TwitterTumblr.が同タイミングで出てきて、最初は私はTumblr.派だったんですけどね。
Twitterはメディアと言うよりは、一種のコミュニケーションプラットフォームなので、ここまで市民権を得てしまうと、もうその座は揺るがないかもしれません。
Amebaなうは芸能人の力を持ってしてもキツいんじゃないでしょうか。
YouTubeに対するニコ動のように、そのものが確立した人格を持たないと、コンテンツを生み出すアマチュアAmebaなうに移籍するとは考え辛いし、ただの一方向メディアにしかならない。
最初はよく分からなかった「新しいコミュニケーションのカタチ」を今はTwitterに感じます。


それともう一つは、広告でなくメディアでもないインタラクティブコミュニケーションの可能性。
まず政治。
オバマに始まり偽鳩山に終わる(笑)
12月28日に、神田敏晶さん・田宮嘉一さん・後藤たくひろさんによる
“12/28 年末緊急企画!「ツイッター議員との今年最後のつぶやき祭り」”に行ってきました。
これがもう抜群に面白かった。同時代性に溢れるものでした。
Twitter議員が大挙して参加されたのですが、世耕弘成衆議院議員山本一太参議院議員、諸井真英埼玉県議会議員と2次会でお話する機会が持てました。
たまたま3人とも自民党で、私は特定政党を政党故に支持するものではありませんが、彼らの発言はとても興味深く力強いものでした。この件は年明けに別途エントリーを上げようと思います。
そしてNPO
昨年から私的にNPOのお手伝いを始めました。来年はさらに別のNPOのお手伝いも始めることになりました。
「世の中に必ずしも必要でない広告」で培った知見を、世の中に必要故に生まれてきた活動にも活かせればと思います。
それが私たち広告会社の新しい未来の一つかも知れないとも。




ということで、本業はスムーズとは言い辛い1年でしたが、でも前へは進んでいます。
来年はそれがもっと実になることを願っています。
1年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。