TIME:Person of the Year
Person of the Year: You
Yes, you. You control the Information Age. Welcome to your world.
相当、フィード数の増えそうな話題ですが(笑)
米誌タイムは16日、年末恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」に、「YOU(あなた)」を選んだ。最新号の表紙には、読者自身の顔が映る鏡をあしらった奇抜なデザインを採用する。
各個人が、インターネットを通じて自由に情報を受発信して世界を動かす時代となり、「組織」から「個人」へとパワーシフトが進んでいる。同誌はそうとらえて「YOU」を選んだという。「今年の人」では、それぞれの年に活躍した個人を選ぶのが一般的だが、人称代名詞は異例だ。
ネット民主主義の時代。
日本で同じようなニュースがあったとして、共感するビジネスマンは、俺の周りにはどの程度いるか。
別の意味でのデバイドが進んでいるような気がする。
蛇足ですが、ビジュアルが、可愛かったです。
※追記:NetMarComさんが要旨をのせています。引用させていただきます。
「世界の歴史は偉人の歴史」といわれる。しかし2006年はこの常識を変えつつある。
確かに今年は、歴史に綴られるような暗い出来事がいくつもあった。中東の対立激化、スーダンの戦争、北朝鮮とイランの核武装。
地球温暖化対策はおざなりのままで、ソニーはプレステ3を十分に作らなかった。しかし違うメガネで今年を見ると、もう一つの物語が見える。それはWWWが可能にした、従来と全く異なるコミュニティとコラボレーションの誕生だ。
ナレッジの宝庫のWikipedia、100万人の個人放送局YouTube、オンラインの大都市MySpaceなど。何百万人の小さな貢献を、社会を揺るがす大きな成果に変えている。少数の権力者から力を奪い、無料の奉仕でお互いを助け合いながら世界を確実に変えている。さらに、世界を変える方法すら変えている。
Web2.0という呼び方はソフトウェアのアップグレードのようだが、まぎれもなく真の革命である。よってTIME誌は、2006年のPerson of the yearに、この歴史を作っている「あなた」を選定した。
60億もの人が一つの星に共存・共栄するためのロードマップは、まだ示されていない。しかし今年、私たちはある重要なアイディアを得たのだ。
国際的な相互理解と共栄を築くための大きなチャンスが訪れている。しかしそれは、政治家と政治家の理解ではない。60億の市民、人と人の理解だ。
(以上要旨)