second life内で暴力抗争 』
http://d.hatena.ne.jp/kikuiken/20070124/p2
の続報っぽいですが。

 Second Life Liberation Army(セカンドライフ解放軍)と言う人々がいて、現在のセカンドライフの在り方に抗議しています。爆弾テロなどを繰り返しています。彼らの主張は結構、SNSミクシィmixi)参加者の一部に見られるクレームに近いんですよね。

 Second Life Liberation Army(セカンドライフ解放軍)の主体は、セカンドライフが登場した2003年の頃から参加していた人たちだと言われています。それが2006年に入って企業など少数者が島や土地を買占め、自分たちの自由な「地上の楽園」が消えてしまった点に怒っています。



非常に面白いエントリーだ。


銃で撃ったり爆発物置いたり、やってることはテロルと同じ。
主義主張から始まり、それに愉快犯的要素が加わっている点も同じだろう。

これに対する社会学者の見解が面白いです。社会学者の目から見れば「同じことはゴールドラッシュの時にも起こった。」と言う話です。初期のころ仲良く金を掘っていた数少ない人々が、突然現れた大軍のようなよそ者に平和な環境を踏みにじられて怒りを感じた現象と同じと言うわけです。

そういえば日本のミクシィmixi)でも、参加者が増えて環境やマナーが悪くなった時がありましたよね。筆者など相当、痛切に感じていましたが。

セカンドライフの場合は、一企業の手による仮想界なだけに話がややこしい。
嫌なら出て行けって言えるしね。
でも、これ以上経済圏が発達して既得権益がハッキリしてくると、そうもいかなくなるだろう。


一方で企業は、進出にあたってここで何をしたいのか、
商売をしたいのか広告をしたいのかマーケティングをしたいのか、
それは突然この世界が崩壊しても取り返しがつくことなのか、
を意識しておかなければいけないのだろうね。