ネットに単純に収斂しそうにないカテゴリー

αブロガーのブログを引用するのもどうかとは思うが、あまりにもスコーンと頭に入ってきたエントリーがあったので、あえて引用したい。

R30氏の梅田望夫ウェブ進化論―本当の大変化はこれから始まる」への書評。

 Googleの弱点は、(確か梅田氏も書籍のどこかに書いていたと思うが)「自然言語解析」のテクノロジーで対応できない領域、つまり理知的じゃない領域の話だ。

さらに

 Googleの起こしたイノベーション競争の意味するところ、つまり「だから、何なの?」の部分に関しては、1つはファッションライターの両国さくらさんのブログが、僕の言いたかったことについてだいたいまとめてくれている。

 ファッションという、感性の領域の現場にいるライターさんから見た「生き残るオールドマスコミとそうでないもの」の区別が、面白い。彼女によると、ネットに単純に収斂しそうにないカテゴリーとして「外資系ラグジュアリーブランド、芸能人、スポーツ」という3種類のコンテンツが挙がっている。これらのコンテンツを扱うメディアは、ネットにはシフトしないだろうという。鋭い指摘だ。

Googleの手の上で踊らされるような新規ビジネスはやめなさい」というくだりも面白い。