タグ・ホイヤー@銀座 ブロガーミーティング



思うところがありブロガーミーティングは控えていたのですが、
随分ひさしぶりにアジャイルのブロガーミーティングにいってきました。

今回は初の男性系ラグジュアリーブランドですし。(だと思います。きっと)
そういえば女性ブロガーはCalvin Klein がSecret Obsessionのパーティーに招待したりしてましたね。




私たちが社会人なりたてのころ、ホイヤーのダイバーズウォッチがやたらと流行りました。
ベルトが人骨っぽい(というかギーガーっぽい)やつです。
最初は良かったんですが、そのうちイマイチ君が家電量販店で購入&自慢し始めたりしたので、
それ以来私にとってホイヤーは終わったブランドでした。
20年近くたつのに...ブランディングって怖いですね
あ、ちなみに私には、ORISも『チクタクで売ってるタイメックスよりちょっと高級な時計』のイメージが離れません。



でもなんか気にはなってたんですよね。
会社の後輩2人がユーザーで、見てると質感はいいしデザインクオリティも高いし。
で、実際どうなんだろう?と、新しくできた銀座の旗艦店に向かいました。
店舗デザインのコンセプトワークから入り、個別のラインナップの紹介、ブランドヒストリーの説明。




結論的には...ブランドイメージはかなり良転換です。


1時間ブランドヒストリーを伺ったくらいで(しかもすごい早口w)全てが刷新されるほどではありませんが、
ちゃんと本質価値のある時計だということは理解できました。
特に一つ一つデザインワークがしっかりしていて、現代のスポーツモダンを象徴するようなデザインですね。
モナコ欲しいなぁ。(四角いやつ)


それとコンセプトモデル、
モナコV4
歯車の代わりにドライブベルトとボールベアリングで動きます。

http://www.tagheuer.com/the-collection/concept-watches/monaco-v4/index.lbl?lang=ja


本当に来年出るようですね。幾らくらいだ?500万くらいか?(爆)


自分も周りもそうですが、カジュアルなときの時計のニーズって高いと思います。
今まではスピマスが独占してましたが(もしくはお金持ちならオイスターサブマリーナ?)、
このラインをさらってけそうな気がします。
できれば頻繁なモデルチェンジはしないで欲しいな。




ということでTAGホイヤーの魅力は実感しましたが、
ラグジュアリーブランドのブロガーイベントはどうだったか?ですが、これは中々難しいものを感じました。
特に参加者選別をしなかったからだと思うのですが、

  • ブランドコンテキストに沿わない人が多かった
  • そういう人にブランドヒストリーを伝えるために話が初歩的になった
  • そもそもブロガーとのリレーションは目的でなかったようで話が一方的だった
  • 人大杉



テクノロジー系,サービス系のブロガーMTGであれば、雰囲気はシンプルでアカデミックな方がいい。
むしろ会議室の机くらいの方がいいです。
でもラグジュアリー系ブランドのブランドアイデンティティーを感じるには、そうではない雰囲気が重要。
一方でブロガーサイドにも雰囲気が必要だと思います。
だからといって、襟でかくて指輪のゴツいネット専業系みたいな人を集めて、“なんちゃってセレブパーティー”やればいいものでもなく、難しいところなんですが。


どっちにしてもこれだけレポート遅くなっておいての言い草じゃないですよね。
失礼いたしました。




このイベントの後、2つ続けてブロガーイベントに参加しました。
同じAMNの「インターネットが選挙を変える?」
100SHIKIの「ケータイ会議OB会(?)」
で、この2つはとても刺激的だったので、また改めてエントリーをあげたいと思います。
口だけにならぬよう。




おまけ:

これ、バーゼルの初日に現地お披露目されたものだそうです。
マックィーンとハミルトンのどっちが勝つか予想できたりします。


AMNイベントレポート : http://agilemedia.jp/blog/2009/04/416tag_heuer_1.html
TAG Heuer : http://www.tagheuer.com/index.lbl