広告に携わる者の矜持



最近あることで思ったのですが
一般生活者が非社会的な情報さえも自由に発信できるということは、
企業や団体にもそれが可能だということなんですよね。




私たち広告会社の人間は、
メッセージを世の中に広げていくことを生業にしています。
例えそれがクライアントの商品を売るためであろうと、
そこには作り手である私たちの意思は必ず介在します。


であれば、私たちは

  • 現実で目の前で苦しんでいる人を茶化すようなこと
  • 全ての生き物の生殺与奪権をこれ見よがしに振りかざすこと

の2つは絶対にしてはいけない。


誰でも簡単に情報発信ができる時代は
「考査」という自浄フィルターが消失する時代でもあり
それゆえに私たちは、改めて自分自身に禁忌を問い直さなくてはいけません。
プロの矜持にかけて。