三菱のBlu-reyレコーダーを買いました。駆け込みで例のやつを。これでCM飛ばし放題ですな。
広告屋の風上にも置けない!総括を要求する!
というところなんだけど、実はこのレコーダーにはCMを飛ばすだけでなくCMだけを流す機能もついている。
CMだけまとめてチェックできるのはけっこう便利。
ということで、月曜の20:00-22:00に流れてるCMを続けて見てみた。
- 生保、シャンプー、通販、洗剤、ハミガキ粉、シャンプー、ゲーム機、洗顔料、レーベル、ゲームソフト、コスメ、シャンプー、教育、ゲームソフト、中古バイク販売、ファッション、外車、教育、ゲームソフト、コスメ、国産車、教育、ビール、家電、コスメ、映画、菓子、通信、流通、教育、国産車、洗剤、洗剤、通信、飲料、アルコール飲料、コスメ、トイレタリー、シャンプー、通信、国産車、コスメ、トイレタリー、アルコール飲料、ビール、レーベル、コスメ、教育、食品、トイレタリー、中古バイク販売、化粧品、電気、食品、教育、コスメ、パチンコ
...つつつまんない
CMってこんなのばっかりだっけ?なんかつまらないものが手を変え品を変え延々と流れてる感じ。
そそらない、共感しない、にやりとしない。
これじゃ背中は押されないよ。
TV広告が効かなくなったのは、もしかしたら、視聴習慣が変わったからでもTV番組がつまらなくなったからでもなく、TVCMがつまらないからじゃないか。
私はCF黄金期にこの業界に入ってきたので、TVコマーシャルは(やっぱり)特別なものだと思っている。
だから尚更かもしれないけど、とにかく愕然とさせられた。
実際、番組の方はとても面白かったんだよなぁ。
なんなんだろうなぁ。
ということで結論。
戸田恵梨香かわいい。
んーブログねたが無い。方法が目的になっていく。でも今回の目的は方法論のフィジビリティだからこれでいいのか。ということでただのログ。
- 普段は社内の人と殆ど飲まないのだが久々に飲んでとても面白かった。「あなたは外の人とばっかり話をして自分の足元見ないで一体何を偉そうに言ってんの?」と怒られたばかりだけど確かにそうだね。
- 徳力さんのプレゼンは神懸かってた(らしい)
- iPadのSafariは最後に開いたページが問答無用で表示されるので電車の中でえらい目にあった。
- チームメンバーと最近ちゃんと話をしていない。一方的に下ろすだけ。ダメだこれじゃ。
- 新丸ビルのタイレストランはとても良い。ワイン何本飲んでも半額ってそれどんなクーポンだ。グルーポン使って嫌な思いさせてアンチ客たくさん増やすよりよっぽど機能的だ。
- 刺身系の店って客の舌も肥えてて競合多くて非常に厳しい世界だと思った。超レッドオーシャン。昔良くても少しの変化でダメ認定される。
- 最近車が欲しくてメーカーのサイトによくいく。で思った。やっぱりフラッシュもう要らないんじゃね?訪問者が望んでるのはそこじゃないんじゃね? 申し訳ないが紙のカタログのほうが千倍楽しい。で、これは車メーカーだけの話じゃないとも思った。
- ファイル交換ソフトで、ダウンロードした側の捕まる判定って何処らへんにあるんだろう。
- 電子書籍は紙の書籍より積ん読率が高い。
- 何よりもマンガの電子書籍化推進をお願いします。ガンツとか海月姫とかそういうやつ。てかもう無理。収納限界とっくに超えてる。
始めた当初は、見てる側に何も残らないニュースリポストと、お前が何食ったか聞きたくないよライフログは上げない方針だったけど、これはこれで良し。
ブログは、より書いている本人のためのものに変わってきている気がする。
セプテーニの新会社「GRP」の件は戦略ドメインを販促市場に置くことからの方向転換かTV自体が販促メディア化するとの判断か
比較的業界反応は静かだけれど。
【概要】
インターネット広告事業を手がける株式会社セプテーニ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:佐藤 光紀、以下「セプテーニ」)は、新領域の開拓を目的としてテレビ広告関連事業に特化した「株式会社GRP」を設立致します。
【背景と目的】
本年7月に予定されている地上アナログ放送から地上デジタル放送への完全移行や、インターネットテレビの普及等により、テレビは視聴者と双方向のコミュニケーションが可能なインタラクティブデバイスの一つとしてその可能性が広がりつつあります。広告メディアとしても、インターネットサービス企業をはじめ、テレビ広告を利用する業種の裾野が広がっており、テレビの市場環境は大きく変化しております。
また、インターネットマーケティングにおいては、現代の生活者へ効果的に訴求する手法として「トリプルスクリーン」*と呼ばれるPC・モバイル・テレビの3つのデバイスを連動させたプロモーションが今後拡大していくものと考えられております。
こうした市場変化を見据え、この度セプテーニは、テレビ広告関連事業に特化した「株式会社GRP」を設立いたします。株式会社GRPでは、セプテーニで培ってきたインターネットマーケティングのノウハウを活かし、テレビ広告枠の販売及び周辺サービスの立案、構築を手がけます。セプテーニグループでは、多様化するインターネットデバイスを活用した新たな市場の開拓に注力してまいります。
※トリプルスクリーンとは
インターネットに接続可能なPC・モバイル・テレビの3つのデバイスを指します。3つはそれぞれ大きさの違うスクリーン(液晶)を持ち、スクリーンのサイズによって生活者との距離感が異なるとされております。
今後、各プロモーションに応じてトリプルスクリーンを組み合わせることが、マーケティング戦略において重要だと考えられております。
【新会社の概要】
商号 株式会社GRP (GRP CO.,LTD. )
所在地 東京都新宿区大京町24 セプテーニ外苑ビル
代表者 代表取締役社長 福原 雄亮
設立年月日 2011年2月9日
資本金 50百万円
株主 株式会社セプテーニ(100%)
決算期 9月
事業内容 テレビ広告関連事業
キー局からかローカルの救世主かとか、買掛け考えたときに資本金5千万で大丈夫かとか、専業系の中では比較的ホスピタリティのあるセプテーニならTV代理店営業も結構いけるんじゃないかとか、新興系広告会社がレッドオーシャンについに手を出したかとか。
声がでかくてあつかましいのが広告の本質なんだろうか。競争下にあると知らず知らずに声がでかくなるのは分かるんだけど。
最近、少し広告に疲れています。
特に仕事の視点で目にするデジタル系のキャンペーンに。
「見て!見て!見て!見て!」って目の前でがなり立てられ、クリックすると「ほら!ほら!ほら!ほら!」って、お前が言うほど面白くないぞそれ。
TVCMはまだ無意識遮断フィルターがかかるからいいけど、ブラウザ上にあるものは否応なく注視しているので、疲れる。
そうでない珠玉のキャンペーンもちゃんと存在するし、さとなおさんのSIPSのSはその事への回答なんだろうけど、概ねがどうかで印象は決まるからね。
そういう意味では無意識遮断フィルターが機能するブラパネの方が楽かも(苦笑)
これは職業病だろうか、それとも一般の人も同じように感じてるんだろうか。
ぜひ前者であってほしく、もしそうでないならシンドい仕事を生業にしていることになるな。
どうなんだ?
三菱重工のWebサイトにOwnedMediaの本質を見た。ってか凄げぇ。
はてブからたどりついたのだが、三菱重工の戦闘機操縦に関してのWebが凄い。
記事内容も凄いし、これが唯一の国産戦闘機メーカーである三菱重工のサイトに置かれてるのも凄い。
1.8マッハ付近になると、機体が「ギシギシ」ときしみはじめます。機体の色々な場所から短い金属音が出始めます。
この辺の燃料流量は、F-15などでは80000lbsPPH。消防車で、水を撒く程度の燃料を燃やします。
さらに加速していくと金属の焼ける臭いがしてきます。
「いやーこれはやっぱ限界だねーこれ以上行ったら分解?」
こんな思いが脳裏をかすめます。その頃には、すでに音速の2倍以上で飛んでいます。
特別な戦闘機を除き速度限界は2.2マッハです。時速2600キロメートルぐらいでしょうか。
この速度は名古屋〜東京間を約8分で通過しますが、これ以上に加速するとアルミ合金が熱によって強度を失います。言い換えれば熱によって機体が融けてしまうのです。ちなみに、飛行機は車と違って最大パワーのままにしておくと、機体が分解するまで加速してしまいます。
OwnedMediaを標榜する自動車メーカーのサイトが面白くも何ともないのを考えると、こういうのがOwnedMediaなんだと思う。
当事者だけが発信できる、本当に伝えて価値ある情報は何なのか。
ところで純国産FSX開発希望。
「テレビは、日本に大量に誕生した経済的な敗者が不安を忘れるための娯楽としてのみ機能した。」のアンチテーゼとして知的成功者向けTVが出てきてもいいんじゃないか。
表題は、村上龍の「希望の国のエクソダス」で予言された、2002年の日本のメディア像です。
この小説は、2002年の未来について2000年に書かれたものだけど、色々なことが予言通りになっていて、認めたくなくてもTV番組も概ねその様相を呈してきている。
バラエティ番組とパチンコ、もしくはソーシャルゲーム。
でもTVのザッピングメディア機能にはそれ以外の価値があって、それは階層を限定しないものなんじゃないか。
ネットとは違うセレンディピティのカタチ。もしくはキュレーションのカタチ。
今日の夕方偶然目にしたNHKの「白熱教室JAPAN」を見ていて、なんとなく思いました。
白熱教室JAPAN : http://www.nhk.or.jp/hakunetsu/
なんか凄い番組でした。深夜枠ならまだしも日曜18時(笑)
こっちは、村上龍の「希望の国のエクソダス」について昔書いたエントリー
http://d.hatena.ne.jp/kikuiken/20090308/p1